2012.06.22 : 開発協力業務公募説明会の開催
「公知なインターフェースを活用した相互接続検証の環境設備」
開発協力業務公募説明
さる6月20日、弊大学において、ECHONET Lite規格で開発した機器の認証試験用機器の開発事業者向け公募説明会を開催致しました。
概要
日時: 2012年6月20日(水) 13:30-15:30
於 神奈川工科大学
来賓: エコネットコンソーシアム事務委員長 平原茂利夫 氏
JSCAスマートハウス・ビル標準・事業促進検討会【仮称】副座長
(慶応義塾大学)梅嶋真樹 氏
参加者:約40名
来賓あいさつ
◆ エコネットコンソーシアム事務委員長 平原茂利夫 氏
エコネットライトが去年の6月にバージョン1.0がリリースされて、12月に公開されました。今後海外と肩を並べていきたいです。皆様のお力をお借りして製品をたくさん出して、市場を拡大し、ビジネスにつなげることが一番重要です。その中で今回神奈川工科大学が先立って、検証センターなどの専門的に扱う部分を作ってくれています。これをベースにいいものを作り上げて、それを地方または海外に、特にアジアに展開していくという設計。ぜひとも皆様のお力添えをいただければと思います。よろしくお願いいたします。
◆ JSCAスマートハウス・ビル標準・事業促進検討会【仮称】副座長
(慶応義塾大学)梅嶋真樹 氏
今回お伝えしたいことは2点です。 1点目は、今回の事業ですが、スマートハウス国際標準化研究科事業というのが大きく上にあります。この下に2つの事業がります。1つは先端研究。デマンドレスポンスを始めとして、研究開発事業は早稲田大学で行われています。もう1つは、今必要なものをつくります。今すぐに認証しなければいけないという機器を神奈川工科大学で作ります。この2つの事業のバランスをとって、最終的には国際標準になるかたちに持っていくというのが、今の私の責任です。 2点目は、本事業は、さまざまな実証事業と大きく質の異なることがあることです。神奈川工科大学で、どれだけいいものをつくったとしても、それは事業全体としては50%の成功でしかありません。100%にするにはこれを海外に持っていき、海外の人が使いやすい、使ってみたいと思えることです。そのために皆様のご協力をよろしくお願い致します。
主催者あいさつ
◆ スマートハウス研究センター所長 一色正男
認証試験支援センターでは認証そのものではなく、認証試験の支援を行います。 大学としてやれることは、裾野を広げることだと考えています。センターの仕事は窓口をいかに広げられるか、様々な立場の人・組織をうまくつなぐ仕組みを作っていくことです。今後、広がっていくべき市場、そこへの窓口をわれわれとしてはサポートしたいと考えています。各社のためのというよりは、日本のための、また、世界のためのものをみんなと作りたいです。思いを共有できるかたにはぜひ参加していただきたいです。