2024.10.28 : 当センターが国立中央大学資訊電機学院、能源工程研究所との相互協力・連携協定を締結
2024年10月21日、神奈川工科大学スマートハウス研究センターは、国立中央大学(台湾桃園市)にて、資訊電機学院(College of Electronic Engineering and Computer Science)、能源工程研究所(Center for Energy Research)2部門それぞれと、「エネルギーマネジメントシステムに関する共同研究プロジェクト」の推進・支援に関する協相互協力・連携協定を締結しました。
当センターは2012年設立し、IoTの国際標準通信規格である「ECHONET Lite (ISO/IEC14543-4-3)」の研究と普及活動を推進してきました。
この「ECHONET Lite (ISO/IEC14543-4-3)」は日本のスマートハウスのひとつであるZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス(※1)に標準実装されており、ZEHの普及は日本の住宅分野におけるカーボンニュートラル実現のための重要な政策の一つです。スマートハウス研究センターは、ECHONET Liteの規格策定団体である一般社団法人エコーネットコンソーシアム(※2)とECHONET Liteの普及活動や国際的な標準化の推進(※3)に関する取り組みにおいて連携しています。
近年、台湾では2021年4月にカーボンニュートラル実現を宣言しており、エネルギー分野の研究開発に非常に注力しています。
今後の活動としては、まず国立中央大学電気工学部研究室の学生が、神奈川工科大学への短期留学により、日本のスマートハウス、エネルギーマネジメントシステム、ECHONET Lite通信技術などに関する最先端の取り組みに触れ、今後の両大学間の共同研究の検討をはじめます。
▼関連URL
※1)ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する情報公開について(資源エネルギー庁)
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/index03.html
※2)一般社団法人エコーネットコンソーシアム
https://echonet.jp/
※3) 蓄電池・HEMSコントローラ間アプリケーション通信インタフェース(AIF)仕様が国際規格になりました
https://echonet.jp/notification/20230823/
▼本件に関する問い合わせ先
神奈川工科大学 研究推進機構
研究広報部門
住所:〒243-0292 神奈川県厚木市下荻野1030
TEL:046-291-3218
E-mail:ken-koho@mlst.kanagawa-it.ac.jp