2019.02.13 : EHONET Lite AIF(アプリケーション通信インタフェース)仕様の国際標準化貢献に関するご報告

 

神奈川工科大学では、一般社団法人エコーネットコンソーシアムと連携し、経済産業省からの受託事業(※)としてECHONET Lite AIF仕様の国際標準化を進めています。

(※) 平成30年度省エネルギー等に関する国際標準の獲得・普及促進事業委託費(省エネルギー等国際標準開発(国際電気標準分野))

 

今般、「家庭用エアコン・HEMSコントローラ間アプリケーション通信インタフェース仕様書」について、ISO/IEC JTC1 SC25 WG1へのNP(国際標準規格の新業務項目提案)を行い、2018年12月21日に反対国なしにてNP承認を得られましたのでご報告申し上げます。

 

なおWD(国際標準規格の作業原案)についても同時に審査を受けていることから、今後CD(国際標準規格の委員会原案)の作成へと進み、国際標準発行に向けて作業を進めて参ります。

 

日本発のこの国際標準が成立・発行され、家庭用エアコンが当該標準に基づき普及すれば、HEMSの導入が国内外で促進され、世界的な省エネルギーに貢献することが期待されます。また国際市場における日本製品の優位性向上や、これらに関するサービス事業の市場拡大を目指すことができます。

 

なお、経済産業省ならびに一般社団法人エコーネットコンソーシアムのサイトに、本件に関するニュースリリースが掲載されています。

下記URLも併せてご参照ください。

 

■経済産業省

http://www.meti.go.jp/press/2018/02/20190206001/20190206001.html

 

■エコーネットコンソーシアム

https://echonet.jp/notification/190206/