2014.05.16 : HEMS認証支援センターが 初のECHONET Liteスマートメーター第三者認証機関になりました
2014年5月15日(木)
報道関係者各位
神奈川工科大学スマートハウス研究センター
センター長 一色 正男
神奈川工科大学HEMS(ECHONET Lite)認証支援センターが
初のECHONET Liteスマートメーターの第三者認証機関になりました
~スマート電力量メータ・HEMSコントローラ間(Bルート)の認証業務を開始~
神奈川工科大学HEMS(ECHONET Lite)認証支援センター(神奈川県厚木市、センター長:一色正男、以下HEMS認証支援センター)は、2014年4月21日、一般社団法人エコーネットコンソーシアム(東京都港区新橋、代表理事:平原茂利夫、以下エコーネットコンソーシアム)より初のスマート電力量メータ・HEMSコントローラ間(Bルート)の認証機関としての認定を受けました。 |
◇経緯
経済産業省が設置したスマートメーター制度検討会において、2011年2月に、費用対効果等を十分考慮しつつ、2020 年代の可能な限り早い時期に、全ての需要家にスマートメーターの導入を目指すことが示されました。
また、スマートハウス関連システムの導入加速化を図ることを目的に2012年6月に官民連携の検討会議として設立された、スマートハウス・ビル標準・事業促進検討会の第3回会合(2013年5月開催)において合意をされたHEMS-スマートメーター(Bルート)運用ガイドライン[1.0版](※1)の中で、スマートメーターとHEMS間の機器接続認証を第三者認証機関で行うことが決定され、第14回スマートメーター制度検討会(2014年3月開催)においても報告されました。
これを受けて、エコーネットコンソーシアムでは、2013年12月にスマート電力量メータ・HEMSコントローラ間アプリケーション通信インタフェース仕様書(以下、SMA仕様書)と認証試験仕様書を制定し、仕様適合性認証は、相互接続性を担保するために、第三者機関による実機試験認証とすることを決定しました。
そして、2014年4月21日、HEMS認証支援センターが、エコーネットコンソーシアムより、初の認証機関として認定を受けました。
※1 http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/shoujo/smart_house/pdf/003_s04_00.pdf
◇認証業務に関して
HEMS認証支援センターでは、2014年4月22日より、スマート電力量メータの機器認証を行うための受付及び認証業務を開始致しました。
試験の申込みや、試験手順書・費用などにつきましては、下記問い合せ先におたずねください。
◇スマートメーターとは
現在、政府主導により、「電力スマートメーター」の導入が進められています。スマートメーターとは、電力やガスなどの使用量を計量する機能に加えて、通信機能が搭載されている計量器のことで、スマートグリッドやHEMSの実現に欠かせない重要な機器です。
◇神奈川工科大学HEMS(ECHONET Lite)認証支援センター
HEMS認証支援センターは、ECHONET Lite規格の機器認証支援や機器開発環境の提供を行う機関として、2012年11月に経済産業省スマートハウス国際標準化研究事業で設立されました。
◇エコーネットコンソーシアムの発表
スマート電力量メータ・HEMSコントローラ間(Bルート)の認証業務を開始します
http://www.echonet.gr.jp/news/2014/o_350.htm
◇認証フロー
SMA:スマート電力量メータ・HEMSコントローラ間アプリケーション通信インタフェース仕様
◇問い合わせ先
神奈川工科大学HEMS(ECHONET Lite)認証支援センター:
〒243-0292 神奈川県厚木市下荻野1030
神奈川工科大学工学教育研究推進機構スマートハウス研究センター
(http://sh-center.org/)
担当:笹川 ()